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* project-P *

健康長寿を目指して<project-P>

 

 国連が2013年9月に発表した「世界幸福度リポート」によると、調査対象156ケ国中トップはデンマークで、日本は43位であった。日本人が経済水準が高い割には幸福感を感じていないというのは、世界の知識人の中ではよく知られていることらしい。

 

 「経済水準が上がれば国民の幸福感は高まるか?」と云う問いに「幸せはカネで買えない、日本をよく見ろ!」と云われる状況となっている。いろいろと日本人としての言い分はあるようだが、それらは専門家である社会心理学者にお任せするとして、どうして世界有数の治安が良い日本で”幸せ”を感じない訳はないと・・・。

 

 

  その様な事から私たち夫婦が健康で長生きをして、幸せを感じられるよう「終活」にチャレンジしようと考えた訳です。ただ長生きするだけでなく、なくなる直前まで元気に活動するピンピンコロリ(PPK)の人生にチャレンジです。

 

 

<モットー>

 

 キチンとした食事をとり、よく働き、よく遊び、よく学びこれらを一緒にできる仲間を持ち、多少の体調不良では病院に行かず薬も飲まず、「自分の健康は自分で守る」こと。これはモットーと云うよりも、望む姿の実現のため手段でもある。

 

 

<私がやること>

 

・食事バランスに努める。・・・勉強中

・運動習慣を定着させ、一日1000歩増やす。

            6,000→7,000歩・・・実施中

・年に一度は健康診断を受ける。・・・実施中

◇AGEを増やさない方法

 

(1)たばこを吸わない

(2)酒はほどほどにする

(3)ケーキ、清涼飲料、揚げ物などは少なめにする

(4)緑黄色野菜を多く取る

(5)毎日、適度に体を動かす

(6)煮る、ゆでる料理を増やす

(7)早食いしない

(8)そば、玄米など食後の血糖値の上昇を抑える食品を心がける。味付けは血糖値の上昇を抑える酢がよい

(9)食べ過ぎない

(10)ストレスをためない

※山岸昌一教授らの話を基に作成

 

*「AGE」については、右のボタン<老化の指標「AGE」を知る>をクリックしてご確認ください。

* ぴんころの里を歩く*

* セラピーについて *

サクセスフル・エイジングーーー「食が大事」

 年を重ねても元気に社会活動を続けるサクセスフル・エイジング。その基本となるのは、毎日の食事、食生活にある。

高齢者が充実した生活を送るための食事とは?

   3大栄養素の 炭水化物、タンパク質、脂質をしっかり摂取

 人間の体内には0.3%しかありません。外から取り入れて出さなければいけません。炭水化物を取らないでいると、体内の脂肪や筋肉からなくなっていきます。筋肉をグリコーゲンに戻すので、筋肉が衰弱してきます。サルコペニアにならないためにもタンパク質は必要です。それも筋肉になるタンパク質です。同時に身体を動かすことも大事です。

  それでは、どのように健康状態を確認するか?日本肥満学会では、ボディー・マス・インデックス(BMI)が「22を標準」「18.5未満を低体重」25以上を肥満といている。

 

BMI=体重(kg)/身長(m)の2乗

 

アルブミン

 血液中に含まれるタンパク質。血液検査で量を調べることができる。高齢者の場合4.3以上安全な水準で4.0~4.1で老化リスクが高まり始めるといわれる。

*医食同源 * ・宮川純子さんのこころに効くレシピ

 

1、脳に栄養 ・「アサリと菜の花のスープ」&「鶏胸肉のアボカドチーズ焼き」

宮川純子さんのこころに効くレシ毎日新聞 2014年05月10日 東京朝刊

 新生活がスタートして約1カ月。最近気分が落ち込み、無気力や疲労感といった心身の不調を感じている人はいませんか。いわゆる「五月病」の症状を訴える人に、おすすめの料理を紹介します。

 新入生や新社会人が環境の変化に適応できず、5月の大型連休を過ぎた頃から無気力や不安、不眠といった不調を訴える「五月病」。正式な医学用語ではありませんが、新生活での緊張感が一段落した頃に出てくる心身の症状を総称したものです。

 こうした状態には、脳内の数種類の神経伝達物質が関わっています。ストレスや脳の栄養不足などで、このバランスが崩れると精神的に不安定になりがちです。予防するにはビタミンB6、B12、葉酸が効果的です。今回はこれらを多く含む2品を紹介します。

 

 「アサリと菜の花のスープ」は、簡単に作れカロリーも低めです。アサリに含まれるビタミンB12と菜の花の葉酸は、抗うつ効果がある必須アミノ酸の代謝を促し、鉄分の吸収も助けます。また、トマトには抗酸化作用のあるリコピンが多く美肌効果も期待でき、女性の心強い味方です。

 タマネギを油で炒めず、鍋に直接入れるためカロリーも抑えられます。食塩入りのトマトジュースを使うので、調味料はコショウだけ。アサリのうまみと菜の花の香りが春を感じさせます。

 

 「鶏胸肉のアボカドチーズ焼き」はフライパン一つでできます。鶏肉は神経伝達物質の合成に欠かせないビタミンB6を多く含みます。アボカドのビタミンB6、葉酸、チーズのビタミンB12と必要な3物質が全て含まれています。

 淡泊な鶏肉にアボカド、チーズを加えることでボリューム、しっとり感が出ますし、鶏肉に塗ったマスタードは味に変化を生みます。ちょっとおしゃれな夕食として作ってみてはいかがですか。

◆ワンポイント

 ◇神経伝達物質

 うつ症状との関わりが大きく、特にセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンは、健康な時は脳内でバランスを保って分泌され、相互作用で脳や体の機能や活動をコントロールしています。

 セロトニンは精神を安定させ、睡眠にも関連しています。ノルアドレナリンは注意力や意欲を、ドーパミンは物ごとへの関心、やる気を起こさせます。(宮川晃一・順天堂大付属浦安病院メンタルクリニック准教授)

 

2、梅雨の不調、シラスで予防 ・「ミニピザ」&「厚揚げサラダ」

毎日新聞 2014年06月14日 東京朝刊

 

 梅雨時は気分が落ち込みやすく、体がだるい、疲れるといった体調不良が重なり、うつ病に似た症状が出やすくなります。カルシウムとビタミンDがたっぷり含まれたお料理を食べて予防しましょう。

 太陽の光は体に大きく影響します。太陽光が減ると神経伝達物質のセロトニンが減少し、脳の活動が低下するうえ、体内時計が乱れることと関係しているようです。

 カルシウムは血液中に一定濃度含まれますが、減少すると神経や感情のコントロールが乱れます。骨密度も低下し、骨が折れやすくなるのも深刻な問題です。また、カルシウムが骨になるにはビタミンDは欠かせません。紫外線に当たることで体内で合成されますが、日照時間が減ると生成できないため食べ物から積極的に取りましょう。

 今回、紹介する「ミニピザ」「厚揚げサラダ」は、この時期ぴったりのメニューです。

 

 「ミニピザ」はギョーザの皮を使うことで、短時間で作れます。トッピングの桜エビ、チーズ、シラス干しはカルシウムが豊富です。ビタミンDが多いシラスは、特にお勧めの食材です。

 

 「厚揚げサラダ」はキクラゲ、パプリカを添えれば華やかな一品に。カレー風味が食欲をそそります。大豆製品、ヨーグルトからカルシウムを、キクラゲからはビタミンDが取れます。厚揚げは半分に切ってチーズやトマトを挟みサンドイッチ風にすれば目先を変えられます。キクラゲは水に入れ、レンジで1〜2分加熱するとすぐ使えます。干しシイタケやかんぴょうなども同じように戻せますよ。

 食欲が衰えがちな季節、ヨーグルトを使ったドレッシングがお勧めです。今回のようにカレー風味もいいですし、バジルペースト、マヨネーズ+明太子などでも爽やかな味に。生野菜だけでなく温野菜のサラダにも合います。

 ◆ワンポイント

 ◇ビタミンD

 北欧などでは日光浴不足によるビタミンDの欠乏が問題となっています。日本は比較的充足していたのですが、最近は乳幼児、妊婦、若年女性、高齢者に不足が指摘されるようになってきました。

 

 多く含まれる食品としてはあん肝、魚介類、キクラゲなど。カルシウム、マグネシウムとともに積極的に取ることが大切です。

(宮川晃一・順天堂大付属浦安病院メンタルクリニック准教授)

3、雑穀、玄米でいらいら抑制  ◇ライスサラダ & ◇肉巻き玄米おにぎり

毎日新聞 2014年07月12日 東京朝刊

 

 暑いと食欲が落ち、食事が簡単になりがち。炭水化物が多い食事は心身を疲れやすくし、糖質過多は脳の働きにも影響します。今回から3回、糖質と心の関係を考えます。1回目は「血糖値を急激に上げない食事」です。

 私たちは炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素を必要としています。クリニックで栄養指導をしていると、朝=トースト、ジュース▽昼=パスタ▽夜=ラーメン、ライス、ギョーザ−−といった食事パターンの人が少なくありません。一日のエネルギーの9割近くを炭水化物が占めており、こうした食生活の人の中には疲れやすさ、やる気のなさ、だるさを訴える人が多くみられます。

 炭水化物は糖質と食物繊維の総称です。糖質を過剰に取ると血糖値が急激に上がります。そうすると、膵臓(すいぞう)から急激にインスリンが分泌され血糖値が下がり過ぎ、正常値より低い状態になります。

 毎食、血糖値が急上昇、急降下する食事を取っていると、脳が疲れてオーバーヒートし、不安感やいらいら、焦りなどを覚えるようになります。そこで血糖値を緩やかに上げるような食べ方が必要になってきます。

 血糖値を上げやすいのは、ご飯、麺類、果物、砂糖など。炭水化物が分解され、糖に変わるまでのスピードを表した数値をGI値といいます。この値の低い食品を選ぶことが大切です。白米よりは玄米や雑穀米、パンや麺類なら精製されたものより全粒粉やそばが低GI食品です。

 今回紹介する2品は雑穀米と玄米を使っています。冷めるとぱさつき食べにくくなりますが、そんな時のアレンジメニューです。

 

 「ライスサラダ」は火を使わず作れるので暑い時におすすめ。旬の野菜を食べやすく切りそろえ、雑穀米と一緒にドレッシングであえます。この1皿で一日に必要な野菜の摂取量の3分の1を取ることができます。バルサミコ酢のさっぱりした酸味が食欲をそそる一品です。

 

 「肉巻き玄米おにぎり」は、冷めてもおいしいのでお弁当にもぴったり。ハンバーガーのようにトマト、タマネギと一緒にレタスに包んで食べると野菜もたっぷり食べられます。ボリューム感もあり、作りおきしておけば手軽なランチとしても楽しめます。玄米と豚肉に含まれるビタミンB1が糖の代謝を助けます。

 白米を食べ慣れている人には、雑穀米や玄米は少し抵抗があるかもしれませんが、少量混ぜたり、週1〜2回食べたりするようにしてみてください。

◆ワンポイント

◇血糖値

 血糖値が上がると脳内のセロトニン濃度が上がり、気持ちが安定すると言われています。イライラした時に甘いものが欲しくなる理由の一つです。血糖値が急激に下がると、脳の働きに必要なアミノ酸も不足し神経伝達物質が作れなくなり、脳の働きが悪くなると考えられています。

(宮川晃一・順天堂大付属浦安病院メンタルクリニック准教授)

◆ワンポイント

◇トリプトファン

 脳で「睡眠ホルモン」のメラトニンになって眠りをサポートします。体内では作れないため、睡眠障害を防ぐには日々の食事から取り入れる必要があります。

 鉄分は不足すると、体内の隅々に酸素や栄養素が行き渡らず、やる気が出ない、頭がボーッとするなどの症状が表れます。また睡眠中の脳への酸素供給量が減り、熟睡感が減少します。覚醒時、睡眠時ともに大切なミネラルです。

◆ワンポイント

◇食物繊維

 食物繊維は腸管内での糖質の吸収を抑え、血糖値の急上昇を防ぎ、脳の負担を軽くする働きがあります。また、腸は「第二の脳」といわれるほど、ストレスの影響を受けやすい臓器です。ストレスなどで交感神経が優位になると、腸の動きが悪くなり、排便が困難になります。食物繊維は排便を促すほか、生活習慣病予防や抗がん作用などにも大切な役割をもっています。

(宮川晃一・順天堂大付属浦安病院メンタルクリニック准教授)

 ◆ワンポイント

 ◇ビタミンB1

 糖質の代謝にはビタミンB1が大量に消費されるので、糖質をたくさん食べる人はB1が不足しやすくなります。初期では疲労感やイライラといった漠然とした症状ですが、重度の欠乏症(かっけ)になると神経や筋肉、心臓、脳に重大な影響を及ぼします。

(宮川晃一・順天堂大付属浦安病院メンタルクリニック准教授)

調理実習とレシピ

中華丼・かぶの酢の物・芋ようかん

うす味に慣れて健康健康管理

 

 2014.01.22(木)北本市食生活改善推進協議会主催の”男性のための料理教室”に参加して中華丼・かぶの酢のもの・芋ようかんに挑戦してきました。 何よりも料理実習の体験と地域で健康推進活動をしている皆さんと健康に留意されている受講者の皆さんと交流出来たのは嬉しい。

(於:中丸公民館)

 

写真上は中華丼・かぶの酢のもの・芋ようかん 

これで310kcalは嬉しい

ご飯を加えても612kcal である。

鮭のホイル焼き・青菜のわさび和え・豆乳入り味噌汁・きなこ餅

汁ものは具だくさんで!

 

   2月20日(木)北本市食生活改善推進協議会主催のヘルスアップ調理講習会に参加しました。今回の献立は鮭のホイル焼き・青菜のワサビ和え・豆乳入り味噌汁・きなこ餅でした。

   ポイントとして鮭のホイル焼きは1人分の鮭と野菜などをホイルに包み焼き上げるため1人分の分量、味付けが好みで調整出来ること、そして味噌汁に豆乳を入れコクを出し、具をたくさん入れることで汁の量をが減って塩分を減らせて満足感を得ることが出来ることを実体験しました。

  更に野菜の量を多くすれば、野菜に含まれるカリウムの働きで、ナトリウムを体外に排出する効果も期待出来る事などを学びました。

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