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つわものたちの夢の跡(館山城)

 

    3月3日(月)里見氏が戦国時代末に館山城(館山市)に本拠を移し、現在、模擬天守は館山市立博物館分館となっている館山城を訪ねた。(『八犬伝』での発端で安西景連の居城として、犬江親兵衛に与えられる城として登場する館山城と思っていたが、蟇田素藤が居城とした「館山城」は上総国(南房総市)にあり、安西氏の旧城とは別であるとの事でした。)

 

   館山城(八犬伝博物館)は館山市を一望できる丘陵の頂上にあり、「八犬伝 博物館」と言われ、南総里見八犬伝に関する読本、絵草子、錦絵などが展示されているとの事であったが、休館日(月曜日)のためで見る事が出来ませんでした。

 

   城のある頂上への道は整備されて、誰でもが簡単に歩いて登れるようになっていた。その道から寒桜だろうか、それともヒカン桜だろうか?ピンク色した桜の花がきれいに咲いていた。桜の他に梅や椿の花を観ることが出来、花を見ながらの散歩を楽しみました。

南房総の旅

花畑を観て、海岸線をドライブ

 

  フラワーラインを抜け、千倉に入ると花の即売所が多くある。摘んだものを買う事も、自分で摘んで買うことも出来る。 

  南房総市にあるローズマリー公園で休憩し公園内にある”はなまる市場”で野菜や地場の産物が安く販売していた。私は菜の花と酒の肴(魚の加工品)を買いました。

右は博物館の前の像

 

60段飾り、1200体のひな人形

                (勝浦市)

 

   房総半島を館山からフラワーラインをドライブ、菜の花やポピーの花を観ながら、ひな祭り一色となっている勝浦に足を延ばして、うわさの「かつうらビッグひな祭り」を観て来ました。

 

   市内各所には25,000体以上のひな人形が飾られているとのことですが、浜勝浦の遠見岬(とみさき)神社の60段の石段一面におよそ1,200体の人形が飾られいる様子をみました。

 

   鴻巣市の雛人形も見事ですが、屋外の神社の石段の60段飾りは「これまた見事」でした。。

 

美しい山並み・九十九谷展望公園

                  (君津市)

 

  房総への往路(3月2日)はアクアラインを経由で来ました。”海ほたる”で休憩、そこで頂いた君津市の観光パンフに九十九谷の展望台からの雲海の写真を妻が見て「是非この様な景色を見たい!」と云う事で雨の中を走って来たのですが、雨と霧で何も見えず、「帰りに天気が良ければもう一度・・・」と云う事で引き返しました。帰りの3月4日は雨も上がりの曇天でしたが、再び鹿野山にやって来ました。

 

  鹿野山は白鳥峰(東峰)熊野峰(中央峰)春日峰(西峰)の3峰の総称で、白鳥峰、熊野峰、春日峰とも千葉県道93号久留里鹿野山湊線の沿道に位置して、千葉県で2番目に高い山(378m)です。(自由に登れる山では千葉県の最高峰、ちなみに一番高い山は愛宕山で標高は408.2mですが、航空自衛隊の基地で自由に登れないとの事です。)

 

  九十九谷展望公園から房総特有の低い山が幾重にも波打つ様な光景が眼下に望む事が出来ました。神秘的な雲海は見る事は出来ませんでしたが、この美しい山並みは、東山魁夷がこの風景をモチーフにするほどの絶景でした。(公園には東山魁夷の「残照」のプレートが展示されておりました。)

  清和県民の森を歩く

 

   南房総に来て天候不順で歩く機会に恵まれなかったので、九十九谷からは少し戻るが、清和県民の森を歩くことにした。 清和県民の森は房総半島のほぼ中央に位置し安房高山、高宕山、鹿野山、大塚山に囲まれた広大な面積の公園です。

   豊かな自然に恵まれた施設でロッジとキャンプサイトに分かれていました。駐車場からトンネルを抜けるとキャンプ場があり、ここから幾つかの散策ルートがあり展望台で眺望を楽しむことにしました。

 

    この時期は新緑・花にも時期が外れているためか、訪れる人は少なく静かな森の散策となりました。森に入るとタヌキやイノシシなどの野生動物の生息の痕跡を所どころで見かけましたが、遭遇することも無く約30分ほどて展望台につきました。眺望は春くもりで期待通りとは行きませんでしたが、軽く汗ばむ散策となりました。

海と空を・・・(海ほたる)

 

  南房総を廻り再びアクアラインの”海ほたる”にやってきた。サービスエリアの賑わう中でボーっと東京湾の空と海を眺めた。

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